GUNDAM FIX FIGURATION

#0004 G-ARMOR

[RX-78 and G-FIGHTER]

 

2002年6月購入

 テレビ版「機動戦士ガンダム」に登場したガンダム支援強化パーツ、Gファイター。映画版ではコアブースターにその座を奪われてしまいました(あまりに現実味に欠けたせい?)が、その合体ギミックは当時の子供たちを夢中にさせる魅力がありました。しかし、このあまりに難しいギミックに世に出たGファイターのおもちゃは子供心にも満足できるものではありませんでした。クローバー社が出した「ダイカスト機動戦士ガンダムDX合体セット」はガンダムとは名ばかりのリアルさから程遠いおもちゃでしたし、その後発売されたバンダイのプラモデル「1/144 Gアーマー」も、1/144だというのにやたらデカいコアファイターを取り付けてGスカイを表現したりして、あまりに無理がある設計でした。しかもプラモなので壊れやすかった!それでもわたしはGアーマーが大好きだったので、このプラモデル(当時確か1000円)を2回買った記憶があります。そんなGアーマーがガンダムフィックスで発売!この情報を得たわたしはそりゃ〜喜びましたさ。ガンダムフィックスでわたしの期待を裏切ったモノは過去にありません。とうとうリアルなGアーマーが我が手に!さあご覧あれいっ!

 

【解説】万能機としてあらゆる環境ですぐれた性能を示したRX-78であったが、地上における機動力の低さについては試験運用前から既に問題視されていた。このため、RXシリーズにコアブロックシステムが導入されるや、いち早く同システムの共通企画を用いた支援コンポーネント「Gパーツ」の開発が開始されている。強行スケジュールで製作された試作機は、オデッサ作戦に前後して強襲揚陸艦「ホワイトベース」へ搬入され、各種試験に供されたという。本気の運用については確たるマニュアルが存在したわけではなく、手探りの中で有効な形態が模索された。パーツの組み合わせにより、Gアーマー・Gファイター・Gブル・Gスカイなど、多用な形態を持つのはこのためである。斯様にGメカは実験機的な性格が強く、結局2機が生産されただけであったが、他に予備パーツとして1機分の部品がストックされていたといわれる。

 ガンダム、Gファイター、コアファイターです。さすがにコアファイターはコアブロックには変形できず、別パーツとなっております。とにかくGファイターかっこいいっ!

 

 ガンダム自体も妥協なし!他のガンダムフィックスのガンダムと遜色ありません。ちょっとシールドに違和感がありますか?その理由はこれなんです!↓

 

 Gアーマーは2枚のシールドが必要です。ですからガンダムになったときはこの2枚のシールドが重なるしくみ!これならリアル思考の人も納得!?

 

 「よし、セイラさんドッキングします!」「いつでもよくってよ、アムロ!」・・・ぽっ

 ・・・それにしてもこの状態でどうやって滞空できたのかはナゾですねえ。まさかガンダムは超電磁ロボだったとか!?

 

ドッキング完了!

 

Gスカイ・イージー。コアブースターもどきですね(笑)

 

Gブル&Gスカイ

 

   

ガンダムモビルアーマー形態。ザクレロと闘った時の形態ですね^^

 

【カトキハジメ氏のコメント】Gアーマーは70年代の合体テイストが程よく混じった、ガンダムのサポートメカです。戦車にも戦闘機にも変形するメカというのは、往年のアバウトなオモチャ事情に即してはおりますが、その再現に真面目に取り組もうとする者を突き放す、困難なポイントが多いのもまた事実。しかし、そこが逆に愛好者にはたまらない魅力でもあるのです。ガンダムフィックス・フギュレーションでは最初のブーム以来、十数年振りにそのギミックにチャレンジしました。小さなトイにどこまで再現できたか手にとって実際に確かめていただきたいと思います。

 

 

 

 

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